スケジュール管理 / 全般
レベル | 国公立大学志望 |
学習シーン | スケジュール管理の初歩 |
学習スケジュールを立てるとき、つい直近の予定にばかり目を向けてしまうのではないでしょうか。
学習状況に合わせて随時修正を繰り返す学習スケジュールだけでなく、「この1年はコレに力を入れる!」という年間スケジュールも考えてみましょう。
目標としての力も発揮しますので、いくつも思い描いてください。
高校1年生は、高校生活を充実させつつ進路を見通す
2年生から文理に分かれクラスや授業内容が変わる学校の場合、1年生のあいだにおおまかな進路を決定する必要があります。
多くの教科・単元に触れ、基礎を構築するとともに、自分の得意な教科や興味を持てる範囲を探してみましょう。
すでに進路が決定している場合は、部活など受験が差し迫ってからは時間が割きにくくなる活動にも目を向けます。
受験へ向けた本格的な取り組みがいつはじまっても後悔のないように「やりたいこと」も考えてみましょう。
年間スケジュールの例
◆国語、数学、英語の問題集を3回ずつ解き直し、苦手単元を発見&克服する!
◆今年一年で習う英単語をすべて暗記する!
◆定期テスト学年順位○位以上をキープ&部活でレギュラー入り!
高校2年生は基礎を固め、受験生になる準備を
1年後には、本格的な受験モードに突入します。
基礎は、この1年のあいだで完璧にしておきましょう。
数学の公式、英語の単語や文法などは、来年以降にやり直す必要がないようにやり込んでおきます。
3年生になったらすぐ、応用問題の勉強やセンター過去問・赤本に着手しましょう。
年間スケジュールの例
◆数学の基礎問題集を完璧に仕上げる!
◆定期試験で総合点数○点以上をキープする!
高校3年生は、難関大合格へ向けて一直線!
3年生になったら、受験までにやっておきたいことを洗い出します。
問題集は「○回以上解き直す!」「○年分やる!」と具体的な数字とともに計画を立ててください。
志望校に悩んでいる場合は、夏頃までを目途に決定しましょう。
「落ちたらどうしよう…」「本当に受かるかな?」と考えるのではなく、「落ちないために力を尽くして、入りたいと思う学校か?」を基準として進路の最終決定を下しましょう。
年間スケジュールの例
◆10年分の志望校入試過去問題集を解き直す!
◆センター試験の過去問で、○割以上を安定して取れるようになる!
まとめ
1年という長期スパンでの学習スケジュールには、今の自分が難しいと感じることも前向きに取り入れていきましょう。
スパンが長いからこそ、高い目標にも余裕を持って取り組み、実現することができるはずです!