センターで点数をとりたい人は、漢文を勉強すると、お得な理由!

科目ごとの勉強の方法 / 国語 / 漢文 / 全般

レベル 全般
学習シーン 漢文の勉強をはじめるとき

漢文は読みにくいため、苦手と感じる人が多く敬遠されがちな科目です。しかし実際は、他科目に比べ勉強時間が少なく済み難易度も高くありません。投資対効果が良い科目なので、総合点をアップしたい人にオススメ。苦手を克服し、得点を稼ぎましょう。

漢文の勉強時間と、難易度は?

漢文の学習には、50~100時間費やしてください。

□単語……読解の中で随時

□重要漢文句形、句法の勉強時間……20時間

□読解……80時間

古文や現代文に比べ、漢文の学習はコンパクトに済みます。短い時間でもきっちりと勉強をして、センター試験では満点をとれるように備えましょう。

漢文の単元内容とは?

漢文の学習は単語、重要漢文句形・句法、読解の三点からなります。

どこから手をつけたらいい?

学習を進める順番は、まず最初に重要漢文句形・句法を頭に叩き込み、次に読解へと進んでいきます。単語は、読解をやりながら覚えていき、また句形・句法を復習するというループがよいでしょう。

漢文を学習する上でのポイントは?

単語

漢文で覚えておくべき単語数は、英語等に比べると多くありません。単語のみのために時間を割くのではなく、読解を進める上で出てきたものをノートにまとめ、都度覚えていけば良いでしょう。

句法・句形

重要漢文句形・句法は、単語とは違い、読解に入る前にあらかじめ学習しておかなければいけません。句形・句法が分からなければ読み進めていくのが難しくなってしまうため、一通り学習してから読解に取り掛かりましょう。

句形・句法は読解中に何度も出てくるため、その度に復習を行い精度をあげていきます。

読解

読解は、センター試験の問題を使用します。基本的な句法をおさえたら、センターの過去問を繰り返し15年分ひたすら解いて慣れていきましょう。解説もしっかりと読み、根拠を持って答えられるように仕上げます

→いくつかの問題集、参考書などを併用しなくていいの?

漢文は、東大を受ける一部の生徒以外は基本的にセンター試験でしか使用しません。そのため、センターの問題形式に慣れていくのが最も確実と言えます。センターでは、同じような句法・句形と単語が出ますので、過去問に慣れてその傾向を掴んでおきましょう。

漢文の入試問題の特徴は?

先述の通り、センター試験の出題傾向と形式に慣れれば、複数の問題形式について対策する必要はありません。

センターの漢文は重要句形・句法、単語を中心に問われます。

読み下しや返り点、送り仮名をつける問題においても基本は句形・句法を意識した問題となるため、とにかく句形・句法は繰り返し学習して定着度を高めていきましょう。

「センター過去問」だけで、コンパクトにマスター!

漢文は文字の並び方が独特であるため、慣れないうちは非常に読みづらくモチベーションも下がりがちになってしまいます。現代文とも古文とも違う読み方になるため、漢文のためだけに時間を割かなければならないのもおっくうに感じてしまうかもしれません。

しかし実際は、他科目に比べ覚えるべきことも少ないのが漢文の特徴。勉強時間も少なく済み、慣れてさえしまえば高得点を狙いやすいのです。

漢文を利用するのはほとんどの場合センター試験になるため、いくつもの問題集を行き来する必要もありません。とにかくセンターの過去問を繰り返ししっかり学習し、出題傾向・問題形式に慣れましょう。漢文はコンパクトな学習で、大切な得点源になります。点数を稼ぎたい人にとって、やらない手はない科目と言えるでしょう。

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