スケジュール管理 / 全般
レベル | 基礎 |
学習シーン | スケジュール管理の初歩 |
やるべきことは分かっているのに、いまいち進まないと感じたことはありませんか?
スケジュール通りに物事が進まないと、ストレスやモチベーション低下も招いてしまうもの。
まずは、その時々で柔軟に優先順位をつけていくことが大切です。
何を優先すべきか悩んだら、次のステップで「すべきこと」を整理してみましょう。
すべきことを4つに分類!
突然入ってくる新たな予定に惑わされ、学習スケジュールの通りに進まない…ということもあるのではないでしょうか。
勉強だけじゃなく、部活、家庭の用事、プライベートなど、突然の予定変更は常にあり得るもの。
すべきこと・やりたいことは、以下の4つのカテゴリで判断することをクセづけましょう。
重要で緊急なもの
最優先すべきはこちらです。
◆定期テスト範囲の学習
◆明日提出する予定の宿題
「必ずすべきこと」でかつ、期限がさし迫っているものは、優先順位も高くなります。
◆大会に向けた部活の練習
◆友人が来るまでに自室の掃除
勉強に限らず、期限までにすべきことはこちらに分類されます。
重要だけど緊急でないもの
重要なものの中でも、期限が差し迫っていないもののはこちらです。
◆前回の定期テストで点数が取れなかった単元の復習
◆部活の基礎練習
◆一週間後に提出する宿題
同じ宿題に焦点を当てても、提出期限がいつかによって扱いが変わります。
重要でないが緊急なもの
「今すべきこと」でなく「やりたいこと」の中で、期限のあるものです。
突然の電話や来訪の対応も、ここに分類されます。
◆録画していないテレビ番組の視聴
◆メールの返信や電話
◆食事や風呂など
特に、食事や風呂などはルーティーンで行う必要がありますが、重要でないため扱いが難しい存在です。
重要でなく緊急でないもの
すべきことでなくやりたいことで、またいつでも出来るものはここに分類しましょう。
◆友人とのおしゃべり
◆読書
◆録画したテレビ番組や動画の視聴
志望校合格などの目標達成に向けては、優先順位は高くありません。
志望校合格のために注目すべきは…?
以上の4つのカテゴリの中で、大切なのはどれでしょうか?
もちろん、「重要かつ緊急」なものですよね。
そして次に大切なのは「重要だけど緊急でないもの」です。
タイムプレッシャーに悩まされると、つい緊急なものを優先してしまいますが「重要でないが緊急なもの」は、なるべく早く片付けましょう。
期限に関わらず、重要なものを優先するのがポイントです。
まとめ
優先順位をつけるのが苦手な人は、勉強時間の管理でも悩んでしまうのではないでしょうか。
まずは「すべきこと、やりたいこと」をすべて挙げ、カテゴライズして優先順位を整理してみましょう。