効率的な勉強法 / 全般
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学習シーン
効率的に勉強したい
勉強するならいつがいい?
受験を控える中高生にとって、勉強時間は必ず確保しなければならないものです。
特に、熱心に部活動などにも取り組んでいる学生にとっては、休息の時間も考慮すると、限られた時間でいかに効率よく勉強するかが重要になってきます。では、どのようにすれば効率よく勉強することが出来るのでしょうか。
勉強の時間対効果を飛躍的に上げるためには、朝に勉強するのがおすすめです。これは科学的にも示唆されていることであり、夜に勉強していたものを朝に変えることによって、成績の向上が望めます。ここでは、朝がいい理由を解説していきます。
朝に勉強するといい理由
朝の勉強の効果が高い、これにはいくつかの理由があります。
集中力が高い
一つ目は、夜に比べて朝の方が集中力が高いということです。なぜならば、睡眠を十分に取った後だからです。人間は、睡眠を通して脳内の整理を行います。そのため、睡眠後は脳内が整理された状態であり、様々な情報がすんなりと受け入れられるようになっているのです。パソコンで例えるならば、再起動した後の様なものです。メモリに何もないパソコンは動作が早いように、朝は集中力が高まっているのです。
もし朝は眠くて仕方がないという人は、シャワーを浴びて感覚を刺激するなどの対処が有効となります。
ちょうどよい空腹が記憶力向上につながる
朝は睡眠中に前日の夕食を消化しきっているため、ほどよい空腹感があります。空腹時には血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンが低下しますが、それによって脳内タンパク質の「CRTC」が活性化され、記憶力が向上します。これは科学的にも立証されていることです。
もっとも、過度な空腹状態は飢餓状態であり、集中力を削いでしまいます。適度な空腹を心がけましょう。
締め切り効果
朝は時間が限られているため、心理学でいう締切効果によって集中力が高まります。登校までに目標を定めて取り組むことによって、効率よく勉強することが出来ます。同様に、電車で登校している人は電車の時間が締切となるため、これもまた集中力を高めてくれます。
夜の勉強はほどほどにしよう
逆に、夜はいくつかの理由で集中力を欠いてしまいます。
誘惑が多い
夜の時間帯は色々な誘惑があります。友達から電話やメールがあるかもしれず、その都度集中力を切らしてしまいます。そのほか、面白いテレビ番組が多く、それらによる誘惑も勉強への取り組みを妨げます。
だらだらしてしまう
夜は、睡眠時間を削れば十分に時間があると感じてしまうため、だらだらと勉強してしまうものです。そのため、集中して勉強することが難しいのです。
また、睡眠時間を削って勉強してしまうと、学校の授業など昼間の勉強で眠くなるなどの悪影響が出てしまいます。もちろん、睡眠時間が短いと記憶力や集中力にも悪影響がでてしまいます。