隙間時間を活用してライバルに差をつける

すきま時間 / 全般

レベル 全般
学習シーン 通学、寝る前のすきま時間

勉強をするというと、机に向かって数時間取り組むというイメージが先行するものですが、そればかりが勉強ではありません。隙間時間を活用して、効率的に勉強することによって、大きな効果を生み出すことが出来ます。そればかりでなく、隙間時間の活用によって生まれた時間で、部活動や学校行事を楽しむこともできるのです。

隙間時間の効果

例えば、あなたが毎日の通学で30分を費やしているとします。もしこの時間をすべて勉強に活用すればどうなるでしょうか。1ヶ月で20日の通学と考えると、1年間で120時間もの勉強時間を確保できることになります。

120時間というのは馬鹿にできません。英単語帳ならば2冊分(100時間)、高校3年間の英作文(100時間)、高校3年間の英文法(100時間)に匹敵するレベルであり、かなり大きいことが分かります。

これを高校3年間で考えると、360時間にもなります。数学Ⅱと数学Ⅲの勉強時間が300時間ですから、これに匹敵します。つまり、1科目分くらいの勉強時間になるのです。

隙間時間が効率的な理由

それだけではなく、隙間時間の勉強は非常に効率的です。それには、以下のような理由があります。

締切効果が働く

電車で通学しているならば、電車に乗ってから降りるまでの時間は限られています。そのため、心理学でいう「締切効果」が働きます。電車から降りるまでの間にできるだけ多くのことを学ぶためにも、集中力が高い状態を維持しやすく、効率よく取り組むことが出来ます。

習慣化しやすい

通学という、毎日繰り返す行動に紐づけることによって、容易に習慣化することができ、継続かしやすいのも利点です。

隙間時間と相性の良い科目と勉強方法

隙間時間を活用するためには、科目と勉強方法を選ぶ必要があります。おすすめは単語の暗記や英語の音読などの、座ってやらない(書かなくてよい)勉強です。

例えば、英語の単語帳な電車の中などで勉強すると効果的です。目を通すだけや、心の中で暗唱するのであれば電車で立った状態でも取り組むことが出来ます。

英語の音読もよいでしょう。寝る前やお風呂上りといったリラックスした状態で取り組むと、より効果が上がります。特に、音読は一度やった文章を何度も読むというものであるため、ほかの勉強に比べると取り掛かりのハードルが低く、隙間時間の活用に適しています。

必ずしも、机に向かってやるばかりが勉強ではありません。塵も積もれば山となると言います。隙間時間を活用して、効率の高い勉強をしてほしいと思います。

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