モチベーション / 全般
レベル | 受験生 |
学習シーン | 目標設定 |
受験勉強をする上では、目標を立ててそれに向かって猪突猛進することが理想的です。
しかし「失敗したら恥ずかしい」という思いから、高い目標を立てるのをためらってしまう人もいるのではないでしょうか。
不安の中で戦う受験生のための、効果的な目標の立て方をご紹介します!
受験勉強に「目標」が大切な理由
受験勉強を、受験の前日からはじめる人はいません。
誰もが、数か月や数年前から普段の勉強の中でその先にある「志望校合格」を見るようになります。
長期間の戦いになる受験勉強では、途中で「もう疲れた」「なんのためにこんなにやらなきゃいけないんだろう」とネガティブになることもあるでしょう。
一瞬のネガティブに引っ張られ、足を止めてしまいそうなときに「目標」がやる気を奮い立たせてくれるのです。
達成したときには、大きな自信につなげることもできます。
受験勉強においての目標は、いくつも立てる!
目標を立てるとき、絶対達成したいものを1つ掲げて満足してしまうかもしれません。
しかし、目標はぜひ複数立てましょう。
その中で「絶対に叶えたい目標」と「比較的、優先順位が低い目標」を分類してください。
実際に受験勉強を進める中で、進度・理解度によって、後者は柔軟に変更していきましょう。
前者は、達成まで絶対に変更してはいけません。
目標例
◆絶対に叶えたい目標「東京大学現役合格!」→途中で変更せず、最後までやり抜く
◆その他の目標「苦手な古文で学年1位をとる!」「5月までに英検準1級合格!」「毎日英単語を暗記する!」
→途中で負担になってきたら「9月までに英検合格」というように変更しながら、達成を目指します。
大前提に「東大合格」という目標があるからこそ、大学受験に差し障りそうな無謀な目標・スケジュールは振り返りと改善が必要です。
月ごとに目標を設定するのも◎
年間を通じて「東京大学現役合格!」という大きな目標を立てた場合は、その他の目標は「月目標」として設定することで学習スケジュールを整理しやすくなります。
◆5月…中間テストで古文1位をとる!
◆6月…英検準1級にチャレンジ!
◆7月…期末テストで、今度こそ古文1位をとる!
月末に振り返り、目標もしくは目標達成のための計画に問題があった場合は、翌月に改善して再チャレンジしましょう。
まとめ
目標を立てるとなると、つい気が張ってしまうかもしれませんが、まずは小さな目標でも構いません。
目標を立てる→達成、という成功体験を重ね、自信を獲得することこそが目標の役割なのです。