勉強の計画 /
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効率的に勉強したい
勉強をするとき、とりあえず参考書にかじりつき、できるところまでやってみるという方法で勉強していませんか。これは生産性を下げる勉強方法です。勉強をする際には計画を立てて取り組むことで、生産性を挙げることが出来るのです。ここでは、その理由と方法を解説していきます。
計画の方法
計画の立て方を紹介しましょう。まず紙と鉛筆を用意し、今日取り組むべき課題を書き出してください。この時は、「数学はテキストp○~p○まで」というように、出来るだけ明確に書き出すようにしてください。次に、書き出した課題に対して、5分単位で時間を決めていきます。英単語をとにかく書いて覚えるならば、5分で単語いくつを覚えるというようなあんばいです。もちろん、数学の大問に取り組むような場合には5分では終わらないので、10分、15分という時間設定をします。5分単位の塊をどのように振り分けていくかを考えてください。それが出来上がったら、次に1日のスケジュールのどこでそれをこなすか決めていきます。
また、今後の計画性の向上のために、実際に取り組んでどの時間に何をしていたのか記録を付けていきましょう。これを繰り返して行けば、課題を書き出したときに、その課題に掛かる時間を自然と把握することが出来るようになり、計画性が高まります。
計画性を持つと生産性が上がる理由
なぜ、計画性のある勉強の方が生産性が上がるのでしょうか。それには、以下のような理由があります。
集中力が高まる
時間設定をして取り組むことによって、締切効果を生むことが出来ます。その時間までにやり遂げようとすることで、集中力が高まります。
目標が明確になる
課題を書き出すことによって、その日にやらなければならないことが明確になります。これによって、あれもしなければ、これもしなければという思案が頭をよぎるようなことがなくなり、これも集中力を高めてくれます。
計画性が高まる
計画とその修正を繰り返しながら取り組むと、計画性が高まっていきます。計画性が高まれば無理な計画を立てることがなくなるため、無理な計画を立てて「できなかった」と落ち込むことがなくなります。